2005年3月現在、国土交通省道路局がウェブサイトで公開している情報によれば、「交通事故の防止と交通の円滑化に寄与し、あわせて国民の心身の健全な発達に資すること」を、目的として、全国各地で整備が進んでいる「大規模自転車道」は、全体のボリュームとして、約4300kmほどが計画されているらしい。ごく大雑把に考えると、これは全国で43を数える都道府県の1単位当たり、大規模自転車道計画があるということだろう。
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それが全体で現在どれくらい整備さているかというと、サイトによれば約3500km、路線の数では実に135路線に及ぶそうなのだ(平成15年度までの整備予定)。まあこの路線数には、太平洋岸自転車道など、より規模の大きいスケールでつながれば当に長い距離の一路線になるものも、かなり細かに分割された状態で数えられているのでその分を差し引いて考えねばならぬものの、逆に県や市町村などが行政単位で整備した中規模、小規模の自転車道は数えられてはいないので、実際にはより多くの自転車道がわが国には存在しているようなのだ。たとえば、有名な東京の多摩川サイクリングロードもこの勘定にはっていない。そのほか、大河川の堤防天端上や海岸堤防の天端上が、実質的には自転車歩行者道として運用されている、いわば準サイクリングロード的な道路も各地にかなりあるはずだが、同じく自転車道としては数えられていないだろう。逆に自転車道として距離に入っているうちにも、その1部に実質は国道沿いの自歩道や一般道である部分が含まれるケースがあるようだ。